鹿児島ウォッチャーは「鹿児島を深堀する」ネットメディアです

鹿児島ウォッチャーは「鹿児島を深堀する」ネットメディアです

  1. HOME
  2. レポート
  3. 熊本群発地震

コラム イヌの小耳

熊本群発地震

2016.4.26
執筆者:犬太郎

 

熊本地震では、鹿児島市に住んでいる我が家≪といっても、犬小屋だけど≫も、大変、揺れた。

何事にも動じない吾輩も驚いた。何しろ、目の前の地面が揺れるんだから。「動かないこと大地のように」というけど、その大地が、こんなに揺れて大丈夫なのかって思ったよ。乗り物が揺れるのとは、違うからね。

というわけで、この喫茶店でも、地震のことが話題になった。

 

「揺れたネ!」

『テレビで、地震が来たら身を守れと言ってたけど』

「うん、でも、実際に直面すると、どうしようと固まっちゃうネ」

【すぐに収まるかもしれないし、ちょっと様子を見ようっていうことで、じっとしていた】

<避難しろと呼び掛けていたけど>

「だけど、避難しようとすれば、どこに行くのか、何を持っていくのか迷うもンだヨ」

『それにサ、留守にすることも心配だったヨ。戸締りをどうしようかと考えたけど、まとまらないネ』

 

【テレビじゃ、被災地の様子が映されたけど、家の壊れ方がすごいよネ】

「無残だネ。熊本城なんか、頑丈そうな石垣が崩れていたヨ。ただ、驚くばかりだ」

【でもネ、実際に現地に行った人の話だけど、テレビで映される表通りよりも、裏道の方がすごいらしいヨ】

『すごいって、どういうこと?』

「道に亀裂ができたり、うねったりして、まともに通れならしい」

<体育館なンかの様子を見ると、避難してきた人がギッシリだね>

【一つの施設に1,000人ほどの人がいるようだ】

「隣り同士が、隙間がないほど、くっついているネ」

『そこでの生活ぶりだけど、水や、食べ物、毛布を受け取るために、長い行列を作っていたヨ』

<2時間並んで、おにぎり一個をもらったって>

「それを何人かの家族で分け合ったらしいヨ」

【なんで、そうなるの?】

『それって、どういうことなの?』

 

「水、コメ、紙が足りなくて、不自由しているというけど、普段の生活じゃ、不足して困ることはないヨネ」

『こんな災害にあったときに、生活に不可欠なものだということを再認識するネ』

【だから、被災地に優先的に回されたらしいけど】

<鹿児島のスーパーなんかじゃ、棚から水がなくなっていたヨ>

【でも、現地じゃ、救援物資が余っているところがあるって言ってるよ】

 

「それにしても、長い時間かけて、おにぎり一個だけというのは、何かおかしい」

『その原因、人手が足りないからだって言っていたけど、そのことがおかしンだ』

「どうして?」

「現地の行政が、ボランティアを断っていたじゃない」

『はじめ、アメリカの支援の申し入れも断ってた』

「その後だよ。安倍総理の判断で、受け入れを決めたようだけど、総理の一言で変わるっていうの、初期判断が間違っていたンだネ」

 

『普段の時に、危機管理として、受け入れ態勢を考えておくべきだったンだヨ』

【それができてなかったということだネ】

<危機管理ね!>

 

「大体、災害のときの支援って、数が足りているかどうかじゃないヨ」

『そう。それを受け入れて、互いに助け合うことが大事なのに』

【ボランティアも、同じだよ】

<でも、ボランティアを受け入れると、寝どころの世話とか、食料の確保とか、実際は、困ることが多いらしいヨ>

「そうかもしれないけど、人の心を大切に受け取ることが大事なんだよネ」

 

【今度の地震で、ビックリしたのは、二回目の方だヨ】

「ああ。16日の本震といったやつネ」

『それで、初めのが、前震に格下げされた』

<エッ!格下げかい?>

【あの時、地元の人が、強い余震を心配していたよね】

「そしたら、専門家が、本震より強い余震はないって断言していた」

【でも、強いのが来た】

「それで、この強いのが本震だと言い始めた」

『じゃ、この前の強い揺れは何だったのかということになって、前震だなんて説明した』

【後から強いのが来ると、そのタンビに、本震がズレるっていうことだね】

「その言い方にこだわってもしょうがないけど、気象庁とか専門家って、いい加減だよね」

『これ以上強いのは来ないからと言っているから、安心した人がいたんじゃないかな』

【片づけに、家に帰ったりしてね】

「実際、それで、亡くなった人がいるみたいだよ」

 

『それで思い出すよね、桜島のこと』

<なんのこと>

「昭和の大噴火の時に、その直前に地元の人が噴火があるんじゃないかと心配していた時に、科学者が、噴火は、ないって言ったんだ】

『それが、大噴火した』

「安心しているところにね」

【だから、相当の被害が出たらしいよ】

「それで、桜島の人は、石碑を作って、科学を信用するなって書いた」

『そういう過去の経験の方が頼りになるネ』

 

<東日本大地震でも、同じようなことがあった>

【直前に大きな地震があって、気象庁は、津波の予報も出していたようだネ】

「それが、実際の津波の高さは、予報よりも小さかったらしい」

『だから、3.11の時に、津波予報があっても、大したことはないと思ったらしい』

【それが、避難を遅らせたンだ】

「実際、避難するって、大変だからネ」

『できれば、そんなこと、したくないから』

【どうしても、様子を見るよネ】

「どうして地震が起こったのかとか、これからどうなるのかを心配しているのに、それを明確に説明できていない。実にアイマイな解説しかできない」

 

『そういえば、福島原発の時もネ』

【そう。原発がメルトダウンしているのに、時の官房長官の説明がアイマイだったネ】

【それで、国民は、不安になったり、政府を信用できなくなったんだ】

 

「この地震で、他にも、問題があるね」

<例えば?>

「鉄道や道路なんかの交通や水、ガス、電気のライフラインが寸断された」

『ゴミも問題だよ』

「避難場所で、多くの人が寝泊まりしているそばに、ゴミ袋が山のように積まれているけど、臭いが大変だろうネ」

『衛生も問題だよ。伝染病のもとになるね』

 

「この時点で、消費増税を見送らざるを得なくなるとか、衆参同日選挙ができなくなるというけど】

『そういえば、国会で討論があったけど、野党の追及が甘いね』

<どういうこと>

「野党は、TPPよりも地震対策を先に議論しろと言っていたけど」

<野党は、何を急いで議論すべきと言っていたの?>

【地震のことじゃないの?】

「それが、討議すべき内容については、何も言ってない】

『ただ、先にしろと言っているだけだったね』

「国会で議論しても、何ができるンだろうか?」

『説得力がないね』

【川内原発のことも心配だね】

<これだけ、余震が続くと、建物なんかは壊れやすくなっているらしいからね>

 

それにしても、この余震?いつまで、続くンだろうか?

 

犬太郎

記事の評価、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。

会員の方

パスワードをお忘れの方、
再設定を希望する方はこちら

会員以外の方

鹿児島ウォッチャーは無料会員制です。
会員登録をされる方はこちらから

お申込み
『稲盛経営』実践の手引き
稲盛経営
「ウォッチ!県議会 県議会って何だ」

このバナーはタグで設置しています

ページの先頭へ