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コラム イヌの小耳

大丈夫か!ウオーターフロント開発?

2016.2.26
執筆者:犬太郎

三寒四温の候というけど、今年は、暖かったり、寒かったりして、不安定な気候が続いている。そんな折、県庁は、本港区の開発について、検討会を開くと発表した。吾輩は、これを聞いて、何ンで今頃かと気になったが、早速、この喫茶店でも、話題になった。

 

「ドルフィンポートの貸借期限が近いのかな」

『確か、定借契約が2005年だったネ』

「そうすると、アト4年だネ」

【県は、そのあとに建設する施設の在り方を検討する会議をするって、発表したけど】

「そう。その委員の名簿を手に入れたよ。これがそうなんだ。まず、見てヨ」

『えっ!この人たちが、メンバーなの?』

<ナニ、驚いているの?>

『知事は、何をしたいのかな?』

「メンバーリストを見ると、それが分からないンだ」

<どういうこと>

「真剣に中身のある検討をしようというメンバーじゃないンだ」

【そうだね】

<何を、納得しているの?>

『どうも、肩書だけで、人を選んでいるネ』

 

「まず、行政の代表が、何人か入っているけど、この人たちは、無理だヨ」

<無理って、どうして?>

「だって、偉い人たちかも知れないけど、街づくり、知らないんじゃないかな?」

『経済界の代表も入っているようだけど、同じだネ』

「肩書だけだよ」

 

『女性が含まれているのはいいけど、どんな知識とかノウハウを持っているのかな?』

「弁護士とか、タレントだもンね」

『銀行の代表もいるヨ』

<いけないの?>

「いけないということはないよ。だけど、街づくりなんか知らないンじゃないの?」

【一般的な市民視線の見識はあるんだろうけど、専門家じゃないよネ】

『知事のお友達グループかな』

 

【それにしても、ウォータフロントというか、街づくりの専門家がいない】

「何で、この人かというのが多いよネ」

 

『いつもの行政のやり方だ』

<どこがいけないの?>

【だからサ、本当にいい街づくりができないンじゃないかという心配があるンだ】

『素人の集まりだからネ』

<でも、見識を持っている人たちでしょう?>

「見識と専門的知識やノウハウとは違うヨ」

【県民から、何か言われたら、有識者の意見を聞いたと言い逃れするンだろうネ】

『せっかく、税金をかけて造成した土地だからネ』

<専門的知識を持っている人が、一人、二人、入っているんじゃないかな>

『こんなンで、いいアイデアが出るンだろうか?』

「まず、無理だネ」

『指宿の菜の花館のように、ペンペン草が生えなければいいンだけど』

 

【県も、このメンバーがいい意見を出すなンて、期待していないンじゃないかな】

「それじゃぁ、知事は、どんな意見をもらいたいのかな?分らないネ」

『というか、県の意向を認めさせるためじゃないかナ』

<県の意向って?>

『結局、アリーナを作りたいのサ』

 

「そうか、知事としては、自分の選挙を前に懸案事項を検討中という形だけでも作っておきたいのかも」

<まさか。伊藤知事は、そんな姑息なことを考えないヨ>

「懸案事項と言えば、アリーナこそ、早く検討すべきなんだろうネ」

 

「こんなやり方、いつまで続くんだろうか?」

<どういうこと?>

「県民の意見を聞くと言いながら、実際は、いつも同じ人を選んでいるヨ」

『閉鎖的なんだよネ』

「交通局の跡地もそうだよ」

<あれは鹿児島市でしょ>

「同じなんだよ。県も市も」

『二人とも、同じ学校を出て、お友達だからね』

【交通局の跡地には、二つも病院ができるのかな】

「そんな感じだね」

<喜ぶ人たちがいるかも>

「でも、街の真ん中の土地に、そういう施設を作っても、鹿児島が発展するということはないよネ」

【そう。それが言いたいのサ。街づくりというのが分かってないンだ】

<どうすればいいの?>

『鹿児島の県内外から人が集まってくるような街をつくることだね』

「街というか、施設もね」

<観光客が?>

「うん。観光客だけじゃなくて、地域の人達もネ」

『たとえばね、うちのそばのショッピングセンターなんだけど、最近リニューアルして、面積は変らないンだけど、店のレイアウトが変わって、明るく、広々として、商品も整然と並べるようになったンだ。買い物するのが、楽しくなってネ、団地内だけじゃなくて、周りの地域からも客がやってくるようになっているヨ】

「街も同じだネ」

『そういうこと』

【住んでいる人が住みやすいまちは、外からも人がやって来るよ】

 

【街づくりが下手というのは、鹿児島だけじゃないかも】

『アメリカとかヨーロッパの街づくりはすごいよネ』

「建物一つとっても、味わいがある」

<比較すると、日本は、まちづくりが下手だね>

「日本というのは、そういう仕事の仕方について、仕法化するのが下手だよネ」

「仕法化ッて?」

「マニュアル化ということ」

「マニュアルって、形だけで、心が入っていないというけど、それがいい方法なの?」

『そういうこともあるけど、欧米では、特にアメリカ人は、過去の成功と失敗に学んで、誰がやっても、同じようにうまくいく方法を確立するンだ。それが、マニュアルなっだよ』

「だから、ウォーターフロント開発でも、商業施設づくりでも、マニュアルが出来ている」

【日本は、個人技にしてしまうンだ】

 

<ところで、本港区には、どういう街づくりをしたらいいのかな?>

「あそこには、NHKがあるでしょう」

<ということは?>

「いつも情報発信する「コト」があるところにするのサ」

『そうすると、人が集まって来るネ』

「そう。それに、北海道や東京、京都なんかと組み合わせて、鹿児島にしかない日本らしい魅力づくりをすることが大事だネ」

<観光客向けということ?>

「そうだね」

 

<でも、どうすれば、そんな街ができるのかな?>

「そこなンだ。九州とか日本の観光地を周遊する一つのスポットに位置づけするンだ」

『つまり、日本にやってくる外国人観光客は、東京なんかをまわる時に、鹿児島にも足を延ばすようにすることだネ』

<それにしても、そんなことできるのかな?>

「例えば、桜島と錦江湾や温泉。こういうの、東京なんかにはないヨ」

『そうか、それに鹿児島の食材を生かした食事を提供するというような仕掛けが考えられる』

【それに、サムライを加えたらいいネ】

「そして、日本のもてなしの心が体感できる街づくりをネ」

<そんなことできるのかな?>

『出来るか、出来ないかじゃなくて、やるのサ』

【本港区には、そういうのが楽しめる地域づくりが必要なンだ】

犬太郎

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