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コラム イヌの小耳

「安保国会が終盤~どうなる平和国家~」

2015.9.9
執筆者:犬太郎

9月に入って、安保法案の審議が大詰めになった。

その国会では、まだ、わけの分からない議論が続いている。

 

「相変わらず、質問と答弁がズレているね」

【それに、審議の内容が、全く進歩していない】

『維新の会は、この大事な時にお家騒動で、分裂するし』

「自民党の総裁選も無風だし」

『沖縄基地の問題もこう着状態だし』

「景気も先行きが見えないし」

<消費税の軽減税率も、公明党は腰砕けだし>

【だから、国民はイラ立っている】

「鹿児島にいると分からないけど、東京なんかでは、毎日のように安保法制の改正反対のデモとか集会があるようだね」

【この前の日曜日は、全国的にデモが広がったね】

「若い人とか女性の参加が多いと言うヨ」

<谷垣さんや菅官房長官は、『一部の人が誤解している』とか『反対があっても、通すべきものは通す』と言っている>

 

「つまり、安倍さんや菅さん、谷垣さんたち政権についている人たちは、『自分たちは、日本を守るために法律を改正しようとしているのに、国民は理解していない。野党やマスコミがミスリードしている』と思っているンだ」

【でも、それは、勝手に、そう思っているだけだよ>

『だけど、国民は理解したうえで反対しているんだよね。安倍さんたちこそ、それを誤解している』

「安倍内閣は、国民の移行から離れているから、暴走内閣だね」

【国民は、覚めた目で見ているよね】

「この暴走内閣をどうしたら止めることができるンだろうね」

 

『国会では、中谷大臣が、うそついたり、間違った答弁を繰り返しているけど、なぜ、あんなウソを言ったのかな』

【法案にしても、政府の立ち位置についても、ちゃんと理解していないからじゃないかな?その場限りの答弁をしている】

「国民をごまかすためにうそをついているんじゃないかな」

『理解不足で、うそつく人が、自衛隊の最高責任者と言うのは、問題だよね』

 

<安倍さんは、丁寧に説明すると言っているヨ>

「でも、その説明が、相変わらず曖昧だね」

【そう。『今まさに』と言うのが口癖だね。そして答えに詰まれば、『総理大臣の自分が言っているンだから、合憲だ』という。つまり、あたかも、自分が憲法だと言っている】

<そんなに個人攻撃しなくても、いいんじゃない>

 

「それにしても、野党議員だって、質問がぼけているし、突っ込みがたりない」

『そこでおしまいかよと思う質問切れがある』

「一方で、自民や公明は、見え見えのヨイショの質問をして、答弁もマが抜けている。いかにも時間稼ぎだね」

【そんななかで、共産党の小池議員と民主党の蓮舫議員がしっかりしていた】

『直球をど真ん中に投げている』

「二人の質問に、総理も中谷大臣も、答えがあやふやだった」

【安倍さんて、結構、ヤジルね】

『マスコミでは、ここにきて安倍さんは、委員会では足を投げ出したりして、態度が横柄になっているって』

 

「ともかく、こんなやり取りを聞いていると、いらだつね」

<それにしても政府は、なんで本当のことを説明しないのかな>

「まずいことがあるンじゃないかな」

【あいまいにしておいて強引に自分の考えを通そうとするのが安倍さんの性格かも】

「そうじゃなくて、詰めが甘い法案だからじゃないか?」

【全く詰めが甘い。それに、もともと、法改正と憲法改正の順序がさかさまだった】

<それは言えるね。日本としては、東シナ海の中国の武力侵略を抑止することが必要だったンだ>

【中国軍が尖閣列島に上陸しようとする場合には、個別的自衛権を発動して対応すればいいンだ】

<でも、それには、法律を改正しなきゃならないよネ>

「それに、軍事力で中国に勝つためには、アメリカの協力が必要なンだ>

 

「それにしても、中国の挑発は、目に余るね」

<最近は、天皇陛下にも戦争責任があるから、謝罪しろと言っている>

『中国って、礼儀知らずだネ』

【だから、東シナ海の中国の挑発に対して、万が一の場合に備えて、法律を整備すると言うことは、大方の国民も納得するンだろうね】

 

<だけど、アメリカから、南シナ海でも、協力してほしいと言われている>

『そのためには、憲法を改正して、集団的自衛権を行使できるようにしなきゃいけないンだ』

【それを安倍さんは、今の憲法の解釈を変更しようとしているから、問題になる】

 

「安倍さんは、わざと、わかりにくくしているんじゃないかな」

『うやむやのまま、数を背景に国会を通してしまうのが、政府の戦略じゃないかな』

<いや、今の政府は、それほど戦略性は持っていないよ>

【政府・与党は、何が何でも、法律さえ成立させてしまえばいいと考えていると言うことか】

「高村さんは、そういう言い方をしていたね」

『実際、成立することになりそうだね』

 

<それにしても、野党は何を狙っているのかな?>

「内閣とか総理に対する不信任決議を出そうとしている」

<何のために?>

「暴走を止めたい。つまり、廃案にしたいンだろうけどね」

『与党が圧倒的に多数の国会では、無理だろうね』

<政府の責任を追及したり、大臣の首を取っても、国民は納得しないよね>

【政治家は、そんなことに、手柄があると考えているンだろうけど】

「暴走内閣を、誰が、どのようにしたら止めることができるンだろうか?」

【野党も、この辺で、結果を見据えて、攻め方を考えるべきだね】

「政府に意見を言えるのは、国会議員が国会で質問するとか、マスコミの力か?」

【一般国民が反対するには、デモかな】

<世論調査での反映もある>

「高村さんが、国民の反対が多くても、やるべきことをやると言っていたから、世論は、歯止めにならない」

 

『結局、国民をないがしろにしたまま、安保法制ができてしまうのかな』

【なんか、むなしいと言うか、恐ろしい気になる】

「一般の国民は、選挙でしか、意志を反映できない」

 

【そうなると、国民の意見を反映した政権運営をしてもらうためには、早く国会を解散して、選挙のやり直しをしてもらいたいねいたい】

「倒閣かい」

『幕末の長州藩では、維新に突き進むときに、草莽の獅子が国を変えると言った』

<でもさ、その長州藩の人が、今、総理大臣になっているよ>

「ンだもんしたん!」

 

もとより、この喫茶店で日本の政治を左右できるものじゃないけど、犬の吾輩がみていても、歯がゆいというか、何かやるせない。一丁、遠吠えでもするか。

 

犬太郎

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