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コラム イヌの小耳

「マスコミを斬る」

2015.8.5
執筆者:編集スタッフ

この喫茶店にテレビ局のOBがやってきたことから、マスコミ談義が始まった。

 

「最近のテレビは、バラエティ化しているネ」

「えッ!どういうことですか?」

「まじめな社会問題を取り上げている討論番組でも、タレントをたくさん並べている」

「そう、討論番組だけじゃなくて、ニュース番組なんかでも芸能人や女子アナをコメント要員にしている」

「それがいけないンですか?」

「昔から、女子は職場の華と言われるから、いいンじゃない」

「それならいいけど」

 

「いけないことはないけど、発言の内容が問題なんだ」

「あの人たちは、受けを狙っているからね」

「受けって?」

「笑いのこと。まともな討論をするんじゃないね」

「それとネ、評論家とか政治家も出ているけど、ああいう番組に出ている人は、ほかの人の意見を聞かないで、持論を繰り返している」

「今どきの討論の傾向なのかな?出演者同士の発言がかぶっているので誰が何を言っているのかわからないときがある」

「それでも、テレビ局はいいと思っているのかな?」

「言い過ぎかも知れないけど、バラエティとして楽しめばいいのかも」

「そう、“討論“じゃなくて”闘論“だね」

「ダジャレかい?」

「真面目に討論したり、報道しているのは、NHKくらいじゃないかな」

「そういえば、昔、ワイドショーっていうやつがあったよね。あれじゃないかな」

「だから、政治や社会問題も扱っているけど、芸能ニュースが多いね」

「女性週刊誌みたいだ」

 

「バラエティ化といえば、グルメとか街歩き番組も、タレントなんかを使って、バラエティ化している」

「いや、ああいう番組は、もともとバラエティなのさ」

「そう思った方が、気楽に見ることができる」

 

「そういえば、グルメ番組のレポーターは、食べ物を口に入れた瞬間に『うま~い』とか『マイう~』って叫ぶよね」

「一口も噛んでいないと思うけどね」

「わざとらし過ぎる」

「それで、『どうですか?』と聞かれると『柔らか~い!』とか『甘~い!』と言う」

「おいしいときの定番の表現だね」

「ほかに表現の仕方がないのかな?」

「それぞれの食材ごとに個性があるンだから、それを食べたときの感想を率直に言葉にすれば、ピッタリの表現ができて、伝わるのにね」

 

「もう一つ、最近のテレビ番組で目に付くのが、バブル化していること」

「どういうこと?」

「中身のないことを過剰に放送していること」

「それって、もしかしたら、まだダ洒落?」

「ん?」

「“包装”よ」

 

「例えば、NHKのやらせ?」

「そう」

「朝日新聞の慰安婦問題は、バブルというよりも、でっち上げになるのかな?」

「朝日は、自分も取材を受けたことがあるけど、記者が自分の思い込みを持って聞いてくるんだ」

「勝手に筋書きを作ってと言うこと?」

「そういうこと」

「こちらが話をしても、自分の筋書きと違うと『本当は、こうでしょう』と押し付けてくる」

「でも、違うものは違うと言えばいいんじゃない」

「言うよ。でも、記事になると、記者の筋書き通りになっている」

「全部じゃないんでしょう?」

「そういうことが多かったということ」

 

「ちょっと話が違うんだけど、ゴミ屋敷のことを取り上げていた番組でね、その番組のスタッフがゴミの片付けを手伝っていた」

「手伝うだけなら、問題ないんじゃない?」

「それがね、スタッフの方から、片付けましょうよと誘っているンだよね。それが番組になっている。それって、やらせじゃないのかな?」

「やらせかどうかわからないけど、そこまで入り込むと報道じゃないね」

 

「バブル化といえばね、ニュースなんかで、5秒ほどの映像を、何回も繰り返すよね」

「そう。例えば、事件の犯人とか、現場とか。これでもかというほどに同じ映像を繰り返している」

「時間稼ぎかな?」

「内容を膨らませると言えば、事件なんかがあると、映像を繰り返すだけじゃなくて、その両親や兄弟、友人、職場の同僚なんかからコメントを取っているね」

「近所の人や昔の同級生なんかからも」

「あまり意味がないんだけど、やっぱり時間稼ぎかな?」

 

「中央のキー局だけじゃなくて、地方局にも報道の在り方に問題があるよ」

「鹿児島のテレビ局も?」

「鹿児島のニュース番組で気が付くのは、どの局を見ても同じ内容だということ」

「そう。インタビューにしても、同じ人だよね」

「なんで、どこも同じになるのかな?」

「それは、クラブ制にあると言われているよ」

「どういうこと?」

「県庁とか市役所には、記者クラブという部屋があってね、そこにいると行政なんかから情報が提供される」

「居ながらにして、情報を受け取れ得ことができるということ?」

「報道機関の記者には、夜討ち朝駆けという言葉があってね、記者が独自の情報源を持っていて、自分で歩いて仕入れたものさ」

「それは、昔」

「今は、記者たちは、クラブにいれば、情報が入るから、自分が情報取りしなくてもいい」

「今どきの記者は、自分で個別に取材しないで、共同記者会見を要求するんだ」

手抜き取材?」

「だから、どこも同じ内容になる」

「記者にとっては、特ダネを取るよりも、他の社に抜かれることの方を嫌う」

「彼らは、毎日、他社の朝刊を読んで、抜かれていないと、安堵する」

「地方のマスコミにも、独自の取り組みと工夫が必要だよね」

「独自の番組内容を作ることに取り組んだ局もあったよ」

「そう、自分が知っているのは、ニュース番組の中で、K局の『雲の形』とかM局の『10年後のあなた』というコーナーがあった」

「初めはそれなりに良かったンだけど、回数が重なると、中身がなくなって、無理して雲の形を作ったり、なんであの児の10年後なのかと、見ている方がシラケてきたね」

「大体、それって、ニュースなの?」

 

「鹿児島のテレビで気になるのは、アナウンサーの歯切れが悪くて、口が重いこと」

「ニュースの読み方も気になる。アナウンサーがカメラの前に棒立ちして、大きな原稿を手にもって棒読みしている」

「それって、個人攻撃かい?」

「いや、評論さ」

 

「地方局は、経済や政治なんかの専門的なテーマになると、内容が物足りないね」

「知事の会見なんかでも、言われたままを伝えるだけになっている。それこそ専門家の意見を聞くとか、問題を深掘りしてもらいたいよね」

「そう、安保法制でも、年金問題でも鹿児島県民の目線で報道してもらいたいね」

「そう、視聴者は、自分の暮らしにどのようにかかわるのかが気になるからね」

「そうだね。鹿児島のマスコミは、事件や行政の政策なんかを深掘りして県民に問題提起してくれることを期待したいね」

 

「ところで、自民党は、保守反動なのかな?」

「突然、どうしたの?」

「この前、自民党の若手研修会での発言よ。沖縄の新聞をつぶせと言ったとか、言わないとかで、問題になっているでしょう?」

「今度の安保法制のことと沖縄の基地問題が合わさった形だね」

 

常連客達の話は、安保法制と沖縄の方に移って行ったので、その様子は次回に報告するとして、今回は、ココまで。

編集スタッフ

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