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コラム イヌの小耳

マスコミに政治介入?

2015.4.23
執筆者:犬太郎

 

 早速だが、常連客達の会話の前の続きを語ろう。

 それは、テレ朝のニュース番組での古賀氏の発言のことだった。

 

「あの番組、見てたけど、古舘アナから、ニュースに対するコメントを求められたとき、いきなり古賀さんが、『その前に言いたいことがある』と言いだしたもんね」

「そう、ぼくも、何だと思ったら、『官邸の圧力で、この番組を下ろされることになった』という様なことだった。」

「その時、古舘アナの表情が険しくなった」

「しばらく、古舘アナと古賀氏の間で、言う、言うなのやり取りがあったが、結局、古賀氏さんが、官邸批判をした」

「それが、後になって、官邸サイドからは、『事実無根であり、古賀氏が公共の電波を濫用した』と批判した」

「そう、官房長官が記者会見で『放送法があるぞ』と言って脅した」

「脅したのかい?」

「そう取られているよ」

 

「でも、放送法というのは、放送内容が公正、公平で、政治的にも中立であることが求めているンじゃないの?」

「それを自民党は、最近のマスコミは偏っていると批判している」

「それで自民党は、テレ朝とヤラセ疑惑のあるNHKを呼んで事情聴取した」

「エツ!不適切な放送があるからといったって、政党が聴取することができるの?」

「自民党は、どのような判断したのかな」

「両方のテレビ局とも自民党に出掛けて行ったけど、断れなかったのかな?」

 

「昔の話だけど、俺も、変な光景を見たことがある」

「どういうこと?」

「ある会合で、鹿児島のマスコミの社長がね、県選出の代議士が部屋に入ってきたら、直ぐに自席を立って、挨拶に行き、頭を下げていた。しかも、ペコペコと」

「マスコミならば、政治家に対しても、毅然としているべきだろう」

「何もないンだろうけど、一般から見れば、そのマスコミは、政治家に対して頭が上がらないんだと取られるよね」

「それ以来、そのマスコミの政治記事は、信用できなくなった」

 

「政治が報道の在り方に介入するというのは、言論の自由を侵すという意見もあるね」

「自民党がテレ朝を呼びつけたというのは、政治圧力をかけたと取られるよね」

「我々が知りたいのは、古賀さんのどの発言に対して、誰がどのような圧力をかけたかだ」

「それをマスコミは、伝えていない」

「もどかしいね」

「もどかしいと言えば、安倍総理が、沖縄の知事に会ったね」

「沖縄の基地問題の一歩前進?」

「それがね、会談の内容が、知事サイドからしか出てこない」

「どういうこと?」

「会見のマスコミ取材は、初めの5分間だけだった」

「いわゆる頭撮りということだね」

「そう、会談の席に着いた様子を写すだけ」

「その後の会談の内容は、総理サイドは、発表していない」

「というか、有効だったとしか言わない」

「知事は」

国が約束違反していると言っていた」

「何のこと?」

「どういう約束があったの?」

 

「15,6年前に辺野古への転換を了解した時に、沖縄と政府との間で、運用開始後15年後には返還するという条件付きだったらしい」

「何だって!」

「聞いていないよね」

「それを小泉内閣が、沖縄には黙って、返還条件を削除したという」

「だまし討ちか!」

「それが本当だったら、沖縄が怒るのも無理ないね」

「問題はネ、そういうことをマスコミが国民に伝えていないことだよ」

「今まで、沖縄の主張は、単に、県民感情として、米軍基地を押し付けられるのは嫌ということだと思っていた。」

「だから、安倍総理としては、他に場所がないので、国全体のことを考えて、沖縄は、我慢してねと言っている」

「経済的な支援をするとも約束しているのじゃないかな」

「安倍さんの立場からすると、そう考えるね。」

 

「でも、沖縄県民からは、金銭で解決しようとするのは、プライドを傷つけることになるね」

「そこだよ!原発問題について、石原環境大臣が『結局、金でしょ』と発言したのと同じだ」

「国民は、金だけじゃないと思っているのに、政治家は金だけで解決しようとしている」

「でも、政府が沖縄をだましていたとなると、沖縄に同情するネ」

「それなのに閣僚たちは、『法律に従って粛々と進める』と言っている」

「その言葉、『反対意見は、聞かない』という意味になるね」

「沖縄県民にとっては、やっぱり、上から目線だよね」

 

「で、何で今になって安倍さんは、知事と会ったのかな」

「それが、アメリカ訪問との関係があると言われている」

「エツ!解決の道を見つけようとしたンじゃないの?」

「安倍さんは、オバマさんに会ったときに、集団的自衛権を確保したとか、有事の時はアメリカを軍事的に支援すると言いたいンだろう」

「TPPも含めて、アメリカと有利な交渉をしたいと言う事があるンじゃないかな」

「それはそれで、わかるけど、自国民に納得してもらわないで、交渉できるのかな」

 

「安倍さんにすれば、「おれは、国家のことを考えているのに、どうして分らないのか」という気持ちじゃないかな」

「エツ!どこかで聞いたような話じゃないか?」

「この前、大河ドラマでやっていたよ」

「幕末に、幕府の大老井伊直弼が、アメリカ相手に開国した時のこと?」

「国内世論の反対を押し切って、勅許を待たずに、通商条約を結んだ」

「彼も国のことを考えて、正しい道と思ったンじゃないかな」

「でも、その時に、反対する人達を、投獄したり、殺してしまった」

安政の大獄か

「言論弾圧だね」

「どこか似ているね」

「それで、マスコミは、官邸を恐れて、知っているのに報道しないのかな?」

「マスコミは、知る努力をしていないのじゃないかな」

「マスコミというより、今、国民がほしいのは、ジャーナリズムだね」

「そう。特に鹿児島にはマスコミはあっても、ジャーナリズムがない

 

 常連客達の話は、何やら、面白くなってきたけど、長くなるから、今回は、これまで。

 実は、このあとやってきた女性客の会話が面白いので、次を楽しみに。

犬太郎

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