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コラム イヌの小耳

どうなる? 鹿児島市長選(その一)

2016.9.9
執筆者:犬太郎

 

「なんか、鹿児島市長選があるんだってね」

【えッ! そうなンだ】

「そうだよ。その市長選に現職が、出馬の意向を示したって」

【誰だっけ、現職って?】

「森さんだヨ」

【ああ、そうだったか】

(でッ、何で現職が続投するの?)

「課題があるから、まだやりたいらしい」

【もう四選になるよネ】

<そんなに長くやって、何をしたいんだろうね?>

(それが、よく分からない)

『わかるわけないよ』

「どうして?」

【だって、特に続投しなければならない理由なンかないからさ】

 

<じゃあ、なんで続けるの?>

【批判を恐れずに、本当のことを言えば、現職にとって続投するってことは、今の職業を放さないってことサ】

<職業?>

【そう。ただの職業さ】

『というか、収入源ネ』

「そんなことで、市長やってるの?」

【ほかにないでしょう】

「あんまりの言い方だね」

 

「でもさ、市長って、そんな理由で長くしがみついてていいの?」

【いいも、悪いもないンじゃない…>

『本人は、悪いとは思っていないヨ』

「どうして?」

【だって、選ぶのは市民だヨ!】

<そうだよ。選びたくなければ、ほかの人に投票すればいいのサ>

【それが選ばれてるってことは、市民が認めてるっていうことサ】

「いや、ちょっと違うネ」

『どう、違うの?市民に、選挙権があるンじゃないの?』

「そうだけど、それは理屈だよ。現実は、違うンだ」

『どういうこと?』

「市民は、出馬した人しか選べないというのが現実じゃない」

『その出馬するっていうのは、利害を強く持っている政党や団体が支援するからなんだよネ』

【東京の舛添サンみたいだネ】

『だから、当選が見込まれる現職を支援するっていうのは、一番簡単なんだ』

「それに対抗して、新人が出馬するっていうのは、強い理由が必要なんだ」

<それって、なァに?>

「現職に問題があるときなンかサ」

『汚職とか、長すぎるとか?』

【それと、派閥争いなンかもあるらしいヨ】

 

「それにしても、企業でも行政でも、トップが長い間やってると、人事も業務も停滞するし…」

『伊藤さんと同じように、行政がダメになるよネ』

【じゃあ、どういう人を選べばいいのかな?】

「今や政治家って、首長でも、国会議員や自治体の議員にしても、政治的な使命を持ってるンじゃなくて、権力とか収入を得るための職業になってルみたいだネ】

【そうだよ。実際、鹿児島だって、日本のためとか、鹿児島のために頑張った政治家がいるかい?】

<そんなこと言っていいのかな>

「もちろん、全部の政治家じゃないと思うけどネ」

【でも、泣きわめき議員とか、不倫議員なンかがいるから。そんな風にみられるよネ】

「舛添サンだって、個人の生活費なンかに政治資金を使っていたからネ」

『家族の食事代とか、宿泊費をね』

【それに別荘通いに、公用車を使ったり、公金を使って、贅沢な海外旅行をした】

「あンなのを見てルと、政治家って倫理がないネ」

【政治家としての理念がなくて、職業としてしか考えてないと思うヨ】

 

 

<ちょっと待ってね。今の話題は、鹿児島市長選のことだよ>

【そうだヨ。現職は、地域づくりの理念というか夢や目標を語ってるのかな?】

「バラマキのような細かい政策を公約にしているネ」

【そうサ。だから、現職が続投して、何をしたいのかな】

「なんか、よくわからない」

【これまでの実績がないからネ】

<これまでの実績って、なァに?>

「もう、12年もやってるンだよ。それで、鹿児島がどのようによくなったかな?」

「そういう結果を求めるって、酷じゃないの?」

<それにしても、結果を求めるのは、短くない?>

【でもさ、政治家って、短気に実績をあげなくちゃいけないよ】

『そうだよ。そこが、普通の職業と政治との違いだよ』

<えっ! 政治ッて、そんなに厳しいの?>

【その意識の違いが、政治をしようとする政治家と、職業としている政治屋との違いさ】

<うわぁ! 分かり易いけど、厳しいね>

【だって、税金で生活してンだヨ】

『それに、法律で、任期が4年になってるヨ』

「本来、その任期中に実績をあげなければ」

【それができなければ、交代しろッていうことサ】

「現実にできなくてもしょうがないけど。それにしても、4期以上は、異常だよ」

<でも、他に候補者がいなければ、しょうがないじゃない>

「それが、鹿児島の問題なんだよネ」

『そういうゆっくりしてることが、鹿児島が発展できない原因かもね』

<また、そんな批判して!>

【だって、今の森さんの前は、赤崎っていう人が5期もやって、六期もやろうとしたンだヨ】

『鹿児島は、そういう停滞にゆるいんだよね』

 

【それにしても、誰か鹿児島のために頑張ってくれる人がいないのかな?】

「そうだね。森さんは、人はいいというけど、市長は人がいいだけじゃネ」

<いけないの?>

【いけないっていうか?】

「政治力が欲しいンだよネ」

『発想が公務員だからネ』

【そういう現職に対抗しようという人が出て来ないのかな?】

「無理だネ」

【なんか、簡単に無理だっていうネ】

「経験で言ってるのサ」

<どういうこと?>

「鹿児島じゃネ、大方の市民は、市長なんかには、夢とか希望なんかを求めていないよ」

<どういうこと?>

「多くの市民はネ、自分の利害でしか考えてないヨ」

『つまり、自分の支援している団体とか、会社とか、知ってる人から頼まれたとか、同じ学校とか地域の出身者とか』

「そういう縁がない人は、わざわざ投票なンかには行かないヨ」

 

【鹿児島のために頑張ろうっていう人が出て来ないっていうことは、今の鹿児島には、魅力がないということなのかな?】

『それもあるけど、変わることを嫌うンだよ。鹿児島の風土はネ』

『典型的な保守風土だからね』

【それに、みんなと同じことをしようとするヨ】

『自分だけ違ったことをしたくないから』

「でも、本当はよくなって欲しいンだけど」

【そうなンだけど、県民や市民も、自分が率先して変わろうとは、しないヨ】

<誰かがやってくれればいいっていうこと?>

 

【それにしても、市長って、そんなことで、長くやっていいの?】

『ダメだったら、市民が選ばなけりゃいいのサ』

【そういうことだよ。市民の問題だヨ」

 

実は、鹿児島市長選については、交通局跡地開発なんかの大型の地域開発なンかについても会話が進んだけど、紙面の都合で、そのことについては、次回に報告する。

 

 

犬太郎

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