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コラム特集記事 稲盛経営

経営講座10 稲盛経営の特徴

2016.9.2
執筆者:菅井 憲郎(スガイノリオ)

【質問】 稲盛経営は、他の経営の仕方を違って、どのような特徴がありますか?

 

【回答】

1.稲盛経営の特徴は、ひと言で表せば、「心をベースにする経営」と言うことができます。

ア)その内容を具体的、かつ、端的に表現すれば、次の通りです。

  • 「社員の心の幸福」を目指す経営です。
  • 「心の動き」を考えた経営です。
  • 「社員に挑戦を促す」経営です。

イ)上記の稲盛経営の特徴を逆読みすると、経営者が、日頃の業務において実践すべき心構えであるということができます。

 

2.この三つの特徴を詳しく説明すれば、次のとおりです。

(1)「社員の心の幸福を目指す経営」とは、

  1. 社員の心のありようが、企業の業績に大きな影響を与えることを踏まえ、
  2. また、人がどのような時に幸福を感じるかを考え、
  3. さらに、人は、仕事に対して、報酬を得るためだけではなく、それ以上の意味や価値を見出そうとしていることを考慮した経営です。

 

(2)「心の動きを考えた経営」とは、

  1. 個人の目標と企業の目標を一致させ、
  2. 経営の在り方に社員の働き甲斐を醸成する仕組みを作り、
  3. 日常の仕事の厳しさを和らげ、採算性向上のための忌憚のない指摘、指導を可能にする経営です。

 

(3)「社員に挑戦を促す経営」とは、

  1. 明確なビジョンと目標を示し、また、会社や従業員にとっての価値観を提示し、社員の行動に結びつけ、
  2. 企業や組織の状態に関する正確な情報を共有して、社員の不安を解消し、
  3. 経営者と社員の間、そして社員同士の信頼関係をつくり、
  4. 企業全体の課題を共有して、目標達成のために挑戦する経営です。

 

次回は、参考として「三井家に伝わる家訓」を掲載します。

菅井 憲郎(スガイノリオ)

菅井 憲郎(スガイノリオ)

慶応義塾大(経済)卒。
警察庁、外務省、兵庫県、茨城県に勤務後、鹿児島県庁で青少年育成、消費者保護、国際交流、高齢者福祉、職員研修、産業振興(商工業、林業、水産業)、ウォーターフロント開発等を担当。その後、鹿児島総合研究所専務取締役、鹿児島国際大学大学院教授、鹿児島県立短期大学講師等に勤務する傍ら、運輸事業(バス、船舶等)の経営にも携わる。
著書に「自治体の国際化政策」、「ムラからの国際交流」、「虹色の鹿児島を描く」など。政策研究・論文及び講演等多数。

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